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「シンちゃん」こと斎藤 槙也の
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「元栓」と「止水栓」の違いとは? じつはまったく別モノです

こんにちは、ST水道メンテナンスの斎藤です。

水道屋をやっていると、

「元栓と止水栓って何が違うんですか?」

と聞かれることが本当によくあります。

……いや、わかります。

だって名前が似ているんです。

元栓。

止水栓。

漢字2文字+栓。

これだけ見ると、仲のいい兄弟みたいなものです。

でも、役割はまったく違います。

元栓とは?

元栓は、住宅全体の水を管理している大元のバルブです。

元栓を閉めると、住宅内のすべての蛇口から水が出なくなります。

キッチンも、お風呂も、洗面台も、トイレも全部ストップ。

いわば、**家の水道の「メインブレーカー」**です。

止水栓とは?

一方の止水栓は、特定の設備だけの水を止めるためのバルブです。

例えば、トイレの止水栓を閉めても、キッチンやお風呂の水は普通に使えます。

つまり、止水栓は**各設備の「個別スイッチ」**のようなもの。

トイレのスイッチを切っても、リビングの電気まで消えることはありませんよね。

それと同じです。

止水栓は、意外と重要な部品です

……で、この「止水栓」ですが、私たちがお伺いした際、交換をおすすめすることが結構あります。

すると、

「え? 水は止まるんだから、まだ使えるんじゃないの?」

と言われることもあります。

その気持ち、よくわかります。

でも、止水栓というのは、普段ほとんど触ることがない部品なんです。

10年、20年と一度も回されていないことも珍しくありません。

そして、いざ水漏れが起きて閉めようとしたら、

固着して回らない。

あるいは、

無理に回したら、今度は止水栓から水が漏れ始める。

……なんてことも、実はよくあります。

普段は何事もなく水が使えているので、お客様からすると「問題なく使えている部品」に見えます。

でも、水漏れやトイレ交換、蛇口交換などで初めて触ってみたら、

「あれ? 回らない……」

「今度はここから水が漏れた……」

ということが、実際には珍しくありません。

だから私たち水道屋は、止水栓の状態を見て、

「今回はこのままでも使えますよ」

とお伝えすることもあれば、

「今後のことを考えると、今のうちに交換しておいたほうが安心ですね」

とご提案させていただくことがあります。

なぜなら、止水栓は『普段使うための部品』ではなく、『いざというときに確実に働いてほしい部品』だからです。

まとめ

元栓=家全体を止めるメインブレーカー

止水栓=設備ごとに止められる個別スイッチ

普段は意識することの少ない部品ですが、水漏れや修理のときには、とても重要な役割を担っています。

そして、その「いざ」という瞬間は、ある日突然やってきます。

だからこそ、私たち水道屋は止水栓の状態もしっかり確認し、必要に応じて交換をご提案しています。

普段は目立たないけれど、いざというときに家を守ってくれる。

そんな縁の下の力持ちが、「元栓」と「止水栓」なんです。

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